確 / Fuukakuとは?

「風確 Fuukaku」とは物件の風水を確認することです。 略して「風確 Fuukaku」、造語です。

 引っ越しをしようかな、家を買おうかな、家を建てようかな、 不動産投資をしてみようかななど、物件を選ぶ時には様々な シチュエーションがあります。
物件選びでは、もちろん「どこにあるのか」ということが最も重要です。
その次にどんな間取りを選ぶのか、または建てるのかが大切なことに なってきます 。

沢山ある物件の中でどれがいいのかと迷ったときに、 「風水」がいい物件がいいなと思う方も多いと思います。
そういうときに「風確 Fuukaku」を活用してください。
もちろん今お住まいの間取りの確認もできます。


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確 Fuukaku はどうやって使うの?

風水確認したい物件の間取り図を用意します。

1.物件の中心を決める。

2.間取り図の中心と北の位置を確認し、八方位を間取り図に書き込む。(方位盤をお持ちの場合は、間取り図に方位盤を重ねてご利用ください。)

これで、どの方位に何があるのかが確認できますので、風確 Fuukaku のページで各場所の方位をチェックしてください。


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水って何?

風水とは中国を起源とする土地や建物の吉凶を判断する考えです。

現在日本で広く親しまれている風水は、中国の考え方を基準としたものと、 中国からの考えをもとに日本の風土にあった考えを統合した 家相を基準とするものがあります。

「風確 Fuukaku」では、 家相で使われる「三所に三備を設けず」という考えを元に、主採光の向きと欠けの有無などを考慮しています。
「三所」とは、建物の北東方位(鬼門)、南西方位(裏鬼門)、中央、の三か所です。
「三備」とは、玄関、台所、お手洗いのことです。


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の方位や中心はどうやってだすの?

「風確 Fuukaku」を使うには、家の中心がどこで方位はどのように決めるのかが解っている必要があります。
それぞれ色々な考えがありますので、ご自分に合う考えを決めて「風確 Fuukaku」を利用してください。

【家の中心の考え方】
○間取りの重心を中心とする考え方
 (現代で最も多く採用されている考え)
○家の中の大黒柱を中心とする考え方
○神仏を祀っている場所を中心とする考え方
○床の間を中心とする考え方
○家の家長の寝室を中心とする考え方

現代では間取りの重心を中心とする考えが主流ですが、 明治時代以前には沢山の考え方があったということです。

風水では中心から見て三所(玄関、台所、お手洗い)がどこの方位にあるのかということを診ますので、 中心を決めることはとても重要な ことです。
中心が変わると、三所の吉凶も変わっていきます。

現代で最も多く採用されている方法を採られるのもいいですし、自分の好みにあった考え方を採用してください。

【方位の考え方】

【1】 八方位(北、北東、東、東南、南、南西、西、西北)を45度に均等分割にする方法

【2】東、西、南、北を30度とし、東南、南西、西北、北東を60度にする方法

の二つの方法があります。
風確 Fuukakuで方位を選ぶときには、上記のうちお好きな方法を採用して行ってください。


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門って何?

鬼門とは北東の方角を指します。

また、その反対の方角の南西は裏鬼門といわれています。
鬼門はよくないと言われることが多いのですが、 それは、古くからの言い伝えです。

江戸時代以前の日本では、時間と方位を干支を使って表されていました。
鬼門(北東)は干支で表すと「丑寅の方角」となり、現在の時間で表すと 午前3時ごろになります。
電気のない時代の深夜は本当に真っ暗で 鬼が出てきてもおかしくないような空気があったのだと思います。
 そこから、怖いイメージがつき、あまりよくないというイメージになったの かもしれません。


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けって何?

建物(または、間取り)の縦横一辺の長さに対し、三分の一以内の引っ込みのことを言います。
張りとは一辺の長さに対し、三分の一以内の出っ張りのことを言います。


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支と時間、干支と方位

干支は子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、 卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、 午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、 酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類です。
江戸時代までの日本では、干支で時間と方位を表していました。

【干支と時間】
一つの円で一日を表しました。 円の一番上を 0 時とし、そこから右回りに30度間隔で干支を配置します。
 干支は12種類なので、一つの干支は2時間づつです。

子の刻 丑の刻 寅の刻 卯の刻
23時~1時 1時~3時 3時~5時 5時~7時
辰の刻 巳の刻 午の刻 未の刻
7時~9時 9時~11時 11時~13時 13時~15時
申の刻 酉の刻 戌の刻 亥の刻
15時~17時 17時~19時 19時~21時 21時~23時

各刻はさらに30分ごとの4つに区切られ、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」と 言われていました。
「丑三つ時」とは夜中の1時からみっつ時を刻んでいますので、午前2時半ごろになります。

また、円の一番下が午の刻で正午となり、お昼の12時のことです。
いまでも使っている午前、午後は午の刻の前と後のことです。

今の時間とは違い、日の出の時刻と日の入りの時刻を基準と考る「不定時法」だったため、各地の時刻は少しずつずれていますし、 日中の長さに合わせて各時刻は長くなったり短くなったりします。

【干支と方位】
円に干支を配置します。
それぞの干支の方角は以下の通りです。

子の方位 丑の方位 丑寅の方位 寅の方位
北北東微東 北東(鬼門) 東北東微北
卯の方位 辰の方位 辰巳の方位 巳の方位
東南東微南 東南 南南東微東
午の方位 未の方位 未申の方位 申の方位
南南西微西 南西 西南西微南
酉の方位 戌の方位 戌亥の方位 亥の方位
西 西北西微北 西北 北北西微西


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干って何?

【十干とは】
甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、 己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)
の10種類のことです。

訓読みすると
甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと) となります。

陰陽五行説と組み合わせられており、それぞれの干に五行(木、火、土、金、水)、陰陽が割り当てられています。


木:甲(陽)、乙(陰)
火:丙(陽)、丁(陰)
土:戊(陽)、己(陰)
金:庚(陽)、辛(陰)
水:壬(陽)、癸(陰)

十干は干支の前に付けられ、60年で一回りする干支のサイクルに組み込まれています。


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陽と八卦、五行

陰陽とは風水の基本となっているのは、陰陽と五行の思想です。

【陰陽】
陰陽とは全てのものは陰と陽に分けられるとする考え方です。
太極が万物の根源とされており、そこから陰陽の二元が生じたとされています。
風水は陰陽から生じる観念である 「五行」「八卦」の考え方が元にして発展してきています。
また、風水では太極は中心のことと捉えます。

【五行】
五行とは自然のものは全て5つの要素に分けられるとする考えです。
五行:木、火、土、金、水
五行はその性質の組み合わせで、相生(そうしょう)、相剋(そうこく)、比和(ひわ) の3つの関係があるとされています。

  • 相生 スムーズな関係を意味する
  • 相剋 相手を傷つけたり、傷つけられる関係
  • 比和 同じ性質で理解しやすく、パワーが増す関係


  • 【八卦】

    八卦とは
    乾(けん) 坤(こん) 震(しん) 巽(そん) 坎(かん) 離(り) 艮(ごん) 兌(だ)
    のことで、それぞれの卦の形はさまざまなことがらを表しているとされています。

    はじめに、天と地の区別がない太極があり、これが上昇する気の陽と下降する気の陰 の二極に分かれます(両儀)。
    両儀がそれぞれ2つに分かれ、4つとなります(四象)。
    そこから、さらにそれぞれが2つに分かれ、8通りの陰陽の組み合わせができます。 これが八卦です。

    【五行、八卦が表すもの】
    五行と八卦は九星と結びつき、数字、方位、季節など色々なものを象徴します。 以下八卦を基準に表にしました。

    図像 名前 方位 五行 九星 自然 家族

    けん
    北西 六白金星

    こん
    南西 二黒土星

    しん
    三碧木星 長男

    そん
    東南 四緑木星 長女

    かん
    一白水星 中男

    九紫火星 中女

    ごん
    北東 八白土星 小男

    西 七赤金星 小女

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    位盤って何?

    家相学や九星方位気学などで利用する方位を示した図のことです。 (九星方位気学とは、陰陽五行説と方位術をもといした占いのことです。)

    方位盤の基本形は「後天定位盤(こうていじょういばん)」と呼ばれるもので、 八方位に加え、中心部分が設けられおり9つのマスからできています。
    各マスは「宮(きゅう)」と呼ばれ、南が上で北が下に配置されています。

    東西南北の方角の宮は30度の角度配置され、でそれ以外の方位は60度で配置されています。
     各宮にはそれぞれ 九星方位気学で使われる九星が配置されています。

    九星とは、
    一白水星(北)
     二黒土星(南西)
    三碧木星(東)
    四緑木星(南東)
    五黄土星(中心)
    六白金星(北西)
    七赤金星(西)
    八白土星(北東)
    九紫火星(南)

    の9つのことです。


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    方位の特徴ってあるの?

    各方位は九星方位学の9星が割り当てられて様々な特徴が あるとされています。
     九星方位学は五行(自然界を木、火、土、金、水の5つに分類する考え)が元になっていますので、 各方位もそこに関連付けられた特徴が出てきます。
    以下は八方位と中央の大まかな特徴です。

    方位 干支 季節 五行 九星
    黒   一白水・星
    北東 丑寅 黄・白 晩冬~初春 八白土星
    三碧木星
    東南 辰巳 晩春~初夏 四緑木星
    赤・紫 九紫火星
    南西 未申 黒・黄 晩夏~初秋 二黒土星
    西 白・赤 七赤金星
    西北 戌亥 晩秋~初冬 六白金星
    中央 なし 四季の土用 五黄土星

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    監修 風水Navigator Barkura

    (注意)
    • 「風確 Fuukaku 」で出来ることは物件の 間取りの確認です。 土地 については できません。
    • 「風確 Fuukaku 」での診断結果は、一般的な家相の考えを取り入れ て主観的に判断しています。 個々の物件の詳細な診断をご希望の方は、 専門家の方に別途ご依頼ください。